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Column

資金調達支援

資金調達支援

銀行はいつ「傘」を貸してくれるのか?

銀行にはあるのは「日傘だけ」、「雨傘は一本も置いていません」・・・

社長さん「雨が降って大変でしょうからこのカサ使ってください」なんて事はあり得ません。

だから、雨の日があっても融資が受けられるように、常に資金繰りや財務体質には気を配り、3ヶ月に一度は試算表・資金繰り表・銀行別融資残高表を持って銀行へ行き自社のことをお話しする、この行動を怠ってはいけないのです。

銀行員さんは、自社のことを分かっていてくれると思いますか? 実のところ融資先のことを意外と分かっていません。

だから、我々が銀行員さんに自社の強み・弱みを話し分かって貰わなければいけません。

自社の決算書だけでなく、自社の業務内容・成長可能性をしっかりとアピ-ルし我が社の内容を伝えなければ、数字の上からしか銀行員さんは我が社を見ていないのです。

融資・資金繰り対策

ほんとうに銀行融資、大変ですよね。 銀行融資は社長さんが自分で考え、スキルを身につけるのが本当の銀行融資対策です。

会社が良くなり発展するためには社長さん自らが電卓とペンを持ち、資金繰り表などの資料を作成することが本当の意味での資金対策と言えます。

なぜ??

それは、資金繰りが苦しい月はどの月で、ここで融資を受けるのか、それともどこの取引先から売上を確保するかを判断・決断できるのは社長さんだからです。

社員に指示するのも社長さんが資金繰り対策を立てられるから指示できるのです。

社長が資金繰りを考える

中小企業で元気がいい会社の社長さんは、常に資金繰りを考えています。

「我が社の資金繰りと銀行対策は、顧問税理士に任せたい、金融機関からの融資を受けるために必要な業務全般をお任せたい」と思われる社長さんの気持ちも分かります。

社長さんも自分の仕事が忙しく、やったことのない資金調達のための資金繰り面倒だし、時間も掛かるからやりたくない。

やっても、作った資金繰り表と現実とではかけ離れていて、やっても意味がない、と思われているのかもしれません。

社長さんの気持ちは分かりますが、これではいつまで経っても資金繰りに追われてしまいますし、銀行さんから不利な条件を言われても、それがいいのか悪いのかさえ分からない・・・ 面倒くささから逃げている社長さん、次のような考え方で銀行さんとつきあえばいいと思っていませんか?

●うちは中小企業だから、できる限り無借金経営で押し通すべきだ

●銀行に融資を依頼するタイミングは、資金繰りが厳しくなった状態の時でいい

●メガバンクは金利も低く、世間体がいいので中小企業が融資を受けるのは信用金庫・信用組合よりメガバンクがいい

●複数の銀行から融資の提案を受けたら金利条件のいいところを選ぶべきである

●資金調達を考えるのは、お金が減ってきてから動けばいい

こんな考えでは、資金調達で苦労してしまいますし、不利な条件で融資を受けてしまうことになります。

こんな考えでは、短期借入金で調達すればいい運転資金を長期借入金で融資を受けてしまっている場合が多いのです。

長期借入と短期借入

借入れには長期借入金と短期借入金がありますが、 多くの会社さんの場合、長期借入金が多く、短期借入金が少ない、長短バランスが崩れた状態になっています。

どこの会社さんも同じですが事業活動するには、運転資金が必要です。

運転資金は、(受取手形+売掛金+棚卸資産) - (支払手形+買掛金) で計算されます。

この運転資金は、長期借入金ではなく、短期借入金で調達すべきなのですが長期借入金で融資を受けている社長さんが多くいらっしゃいます。

短期継続融資を知っていますか?

ところで「短期継続融資」をご存じでしょうか? 短期継続融資は、無担保・無保証の短期融資のことを言います。

無担保・無保証で融資が受けられるのに、何も考えず銀行さんの言いなりになって融資を受けてしまうから長期で、かつ、担保あり・保証ありで借り入れてしまうことになります。

銀行さんに自社の事業の状況をシッカリと説明して、よく相談して正常運転資金ですから「短期継続融資」でお願いしますと要望してみてください。

そのためには、社長さん自らが電卓とペンを持ち、銀行さんが納得できる資金繰り表やその他の資料を作成する必要があるのです。

現在、金融庁は短期継続融資を推進していますので、是非銀行さんに申込みをしてみてください。

運転資金は、短期継続融資でやれたらやった方がいいのですが、無担保・無保証ですから、決算内容や事業の内容をシッカリアビ-ルする必要があります。

自社の業況や過去の売上の推移、今後の見通しなどを踏まえて評価して貰う必要があります。

なかなか手強いですから、銀行さんとシッカリ対応してくれる顧問税理士さんに相談した方がいいと思います。

顧問税理士に融資の相談をできない

運転資金を短期借入でやった方がいいのか長期借入でやった方がいいのか分からない社長さんも多いと思います。

これは融資を申し込む際、顧問税理士に相談したいのだけど顧問税理士に融資の相談ができない事も一つの要因です。

だから、銀行の融資担当者と十分な対話ができず不安な思いをしている。

ではなぜ、多くの社長さんが融資について困っているのか? それは、融資の相談を得意としている顧問税理士がほとんどいないからです。

「資金繰り・資金調達について相談できない、融資について相談する相手がいない」「資金繰りは、経営にとって一番大きな悩みごと」なのに・・・です。

金融機関の融資の基準

ところで、

● 銀行さんは何を基準にして、融資をする・しないを決めているの?

と思いますよね。

それは、

→ 資金使途:融資したお金の使い道

→ 調達金額:実際いくらお金が必要なの

→ 返済原資:貸したお金 ちゃんと返して貰えるの

→ 財務状況:本当に利益は出ているの?もしかしたら債務超過では!! → 返済計画を含めた事業計画の実効性は、将来性はあるの?

● 融資をスムーズに引き出すには、会社側にどんな準備が必要なの?

→ お金を借り入れるのにどのような書類を作成されましたか?

→ 決算書、試算表、資金繰り予定表、銀行別融資残高管理表などなど

● 融資を受ける準備をいつごろから始めればいいの?

→ 何時までにその資金が必要ですか?

→ その資金を借り入れることで会社の売上にどれほど貢献しますか?

→ 返済原資はどのような資金になりますか?

このようなことを考えて融資を受ける準備を考えていきます。

もちろん、銀行さんに提出する資料がとても大事だということは、申すまでもないことです。

資金繰りと資金調達の違い

ところで社長さん「資金繰り」と「資金調達」をどう考えていますか? 資金繰りと資金調達を混同してはいけません。

資金繰りに裏技はありません。

資金繰りを円滑にすることを第一に考えることが大切です。

資金調達を第一に考えてはいけません。

社長さん自社の毎月末の借入残高と預金残高はどの位になるか、把握できていますか? 自社の借入残高と預金残高は常に把握しておいてください。。。

売上が上がると資金が足りなくなると言う経験をされた社長さんは少なくないはずです。

資金に余裕を持って対応しておかないと売上が上がって資金が足りなくなり慌てて銀行さんに駆け込んでもすぐに対応してくれないですから。。。

池田税務会計事務所の想い

池田税務会計事務所は、資金繰り・銀行交渉・財務体質改善そして経営者保証解除に悩んでいる社長さんに自分の持っているノウハウを提供し、安定的な資金調達を可能にして会社の業績を回復させ安定した経営をしていただきたい。

その結果として「会社が元気になった」と喜んでもらいたい。

銀行取引の知識不足のために銀行取引が下手で資金調達に支障をきたしている 会社を救い安定した業績をあげてほしいと願って仕事をしています。

池田税務会計事務所は、資金調達支援に対応いたします。

また、銀行にも同行いたします。 資金調達支援に悩まれている社長さんを応援しています。