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含み益のある資産の売却について

含み益のある資産の売却について

コロナ禍で決算内容が思わしくないため、何とか黒字にしたいという社長さんのためのお話しです

コロナ禍において売上が伸び悩み財務内容・経営成績が思うようにいかない会社が多くあると思います。

決算が赤字であれば、税金は納めなくても良いが銀行からの借入金の返済が思うようにいかなくなる。
それでは困る。
そこで、合法的な会計処理で利益を作り出す方法をお話ししていきたいと思います。

有価証券、ゴルフ会員権、不動産、保険積立金など含み益があるものがある場合、これを売却して利益を作り出す方法です。

1.有価証券は、自社株式は別として、上場株式を事業目的で保有し ている株式の場合、簡単に売却することができません。
そこで、社長に資金的余裕が有れば、会社から社長個人に売却します。
そうすることで、有価証券売却額から有価証券を買った時の価額を差し引くことで有価証券売却益を計上することができます。

2.ゴルフ会員権は、有名ゴルフ場であればあるほど所有しているという満足感とステイタスがあり、なかなか手放すことにはためらいがあると思います。
ですが、会社の資金繰りと売却益の計上を考えた場合、利益を作り出すことを考えると立派な利益計上対策になります。

3.遊休不動産ですが、含み益が有れば売却することをお勧めします。
将来この土地を有効利用したいとの考えがあれば、適正な価額で社長個人に売却しても良いでしょう
社長個人の資産であれば、会社は何時でも利用することができます。
社長さんが、その土地にビルを建て、その土地・建物を会社に貸したということで不動産使用料が入ってきます。

4.保険積立金は、その保険の解約を検討してみてください。
保険加入時期の問題もありますが、解約することによって解約返戻金を雑収入に計上できます。

いかがですか、赤字決算を黒字決算に刈るためには、清水の舞台から飛び降りるほどの決心が必要な場面に多々そう遇しますがですが、会社を守ると言うことと天秤に掛けた場合、社長さんはどちらに軍配を上げますか?